大切なもの
不注意でやってしまいました。
しかも、女の子の大切な顔が。。

イタリア留学中に買ったnutellaの空き瓶。
限定のイラストが可愛くて、食べ終わった瓶をわざわざ大切に持って帰ってきました。
nutellaで11kg太ったことも、今となっては良い思い出です。
一見ただのガラクタでも、大切にしていたものだったので、結構ショックでした。
壊れたり無くしたりしたときに、きっと改めて気づくものなんですね。。
どうしても捨てられなくて、なんとか直してみようと、以前から興味があった簡易金継ぎというものに挑戦することにしました。
簡易金継ぎとは、漆ではない漆風の合成塗料・新うるしを使用します。
誰でも簡単に金継ぎ風の仕上げができるのです!そして、お値段もお手頃。
一度好奇心に火がつくと、なんでもやってみたくなる性分です。
早速、材料を揃えて、いざ簡易金継ぎに挑戦!
有難いことに、今はなんでもネットが教えてくれます。
まずは、接着剤を使って割れていたパーツを固定します。
形が戻って、なんだか既に嬉しくなります。

そして新うるしの登場!
専用のうすめ液も合わせて準備しました。

新うるしをチューブから出して、付属の金色の粉と混ぜます。
(これがなかなかの臭いなので、換気必須です!)
割れた部分に塗っていきます。私は爪楊枝で塗りました。

乾燥させたら完成!
とっても簡単。作業時間はたったの2〜3時間で、あっという間に出来上がりました!
乾いた漆部分を、目の細かい紙やすりで仕上げても良いようですが、ガラスに傷が入りそうなので、ちょっと不格好ですが、ここで完成にしました。
あくまでも金継ぎ風ですが、初めてにしてはなかなかの出来ではないでしょうか!?
(しかし、数日経ってもなかなか臭いが消えないです。。)

新うるしは食器には使用できないとのことなので、ペン立てとして復活しています。
はじめよりおしゃれになったような!
さらに愛着が湧いてます。直してよかった。
捨てればゴミですが、直せばまたこうして使えるものになるんですね。
まだまだ材料が残っているので、他にヒビの入ったものや欠けているものがないか、物色中です。笑
次こそは、本格的な金継ぎに挑戦してみたいです!